Fortran の基礎:コンパイル

練習 (1):「hello world」と印字せよ

はじめてプログラム言語を学ぶ場合、動作する最小のプログラムを作成して、コンパイル・実行を行います。 その中で最も広く知られているサンプルプログラムの一つが hello world です。 それでは「hello world」と画面に出力してみましょう。

00_hello_world00_hello_world.f90 を更新してください。

途中経過 1: 主プログラムを定義した 00_hello_world.f90

fortran は、プログラムの最初を program main、プログラムの最後を end program main で囲みます。 この部分を「主プログラム」と呼びます。 main という部分は、任意の文字列を指定することが可能です。 ここでは、主プログラム名を main とし、ファイル名は 00_hello_world.f90 としています。

program main

end progam main

途中経過 2: write 関数を追加した 00_hello_world.f90

次に、画面に文字列を出力することを考えます。 fortran では、write 関数を利用して、画面に文字列を出力することができます。

program main
  write(*,*)"hello world"
end progam main

プログラムが更新できたら、

$ make
$ ./00_hello_world

と実行してみましょう。 ターミナルに

 hello world

と表示されました。